加点要素とは
加点要素は、補助金審査で評価点が加算される要件です。
通常の事業計画書評価に加えて、加点要素を満たすと 追加点が付与され、採択率が大幅に上がります。
主な加点要素
賃上げ加点
- 給与支給総額 +1.5% / +6% など
- 事業場内最低賃金 +30円 / +50円 など
- 多くの制度で適用
事業承継加点
- 後継者候補を社内に確保
- 主に持続化補助金
パワーアップ枠加点
- 持続化補助金で一定要件を満たす場合の上限引上げ
経営力向上計画認定加点
- 都道府県の「経営力向上計画」認定
- ものづくり補助金で適用
グリーン枠加点
- 脱炭素・再生可能エネルギー設備
- ものづくり補助金で適用
デジタル枠加点
- DX投資・i-Construction
- ものづくり補助金で適用
グローバル市場開拓枠
- 海外展開計画
- ものづくり補助金で適用
パートナーシップ構築宣言
- 取引先との関係強化宣言
- ものづくり補助金等で適用
健康経営優良法人認定
- 一部制度で適用
加点要素の効果
加点要素を 2〜3個組み合わせると採択率が大幅に上がります。
持続化補助金の例
- 通常: 採択率40〜50%
- 賃上げ + 事業承継 + 加点要素 → 採択率60〜70%
加点要素の取得タイミング
短期間で取得可能
- 賃上げ加点(賃上げ実施で)
- パートナーシップ構築宣言(オンライン宣言)
- 賃上げ計画書の作成
中期間が必要
- 経営力向上計画認定(都道府県申請、1〜2ヶ月)
- 健康経営優良法人認定(年1回の申請)
加点要素の落とし穴
落とし穴1: 計画書での明示
加点要素を 明示的に記載しないと評価されない。事業計画書に「○○加点に該当」と書く。
落とし穴2: 要件未達
「賃上げ加点で申請 → 賃上げ未実施」 → 加点剥奪 + 補助金返還。
落とし穴3: 加点の上限
複数の加点を組み合わせる場合、上限がある制度もある。公募要領で確認。
落とし穴4: 公募ラウンドごとの変更
加点要素は公募ラウンドごとに 追加・削除されます。最新版で確認。
加点要素の活用戦略
戦略1: 自社の状況を整理
- 賃上げ可能か
- 事業承継計画があるか
- グリーン投資を伴うか
- 海外展開計画があるか
戦略2: 商工会議所・認定支援機関と相談
加点要素の 組み合わせ最適化を支援機関と相談。
戦略3: 計画書での明示
事業計画書の冒頭・該当箇所で 加点要素該当を明示。
最終確認日: 2026年4月