確定検査

カクテイケンサ
ひとこと定義

確定検査とは、補助金事業の実績報告書提出後に補助金事務局が行う書類審査・現地検査であり、補助金額の確定と振込前の最終確認を行う手続きである。

確定検査とは

確定検査は、補助金事業の 実績報告書提出後に補助金事務局が行う書類審査・現地検査です。

補助金額の確定と振込前の最終確認を行う手続きで、ここで指摘事項がある場合は 減額・不支給になります。

確定検査のフロー

  1. 実績報告書提出
  2. 事務局による書類審査(数週間〜2ヶ月)
  3. 必要に応じて現地検査
  4. 補助金額の確定
  5. 補助金確定通知書の発行
  6. 請求書提出
  7. 補助金振込

書類審査での主な確認事項

  • 補助対象経費の妥当性
  • 領収書・通帳コピーの整合性
  • 計画書との実施結果の整合性
  • 成果物の妥当性
  • 賃上げ要件の達成(賃上げ系)
  • 知財関連書類(必要時)

現地検査

ものづくり補助金等の大型制度では 現地検査が行われます。

主な確認内容

  • 設置設備の確認
  • 業務利用状況の確認
  • 帳簿の閲覧
  • 写真撮影との整合性
  • 関係者へのヒアリング

確定検査での主な指摘パターン

パターン1: 経費の支払い証憑不備

  • 領収書の宛名が事業者名と異なる
  • 振込日が契約書の支払期日と異なる
  • 現金支払い(多くの制度で対象外)

パターン2: 補助対象期間外の経費

  • 採択前または事業期間後の領収書
  • B/L日付が補助対象期間外(海外発注)

パターン3: 成果物の不在

  • ホームページを作ったが公開していない
  • 設備を購入したが設置していない

パターン4: 数量・金額の不一致

  • 事業計画書の数量と実際の納品数量が異なる

パターン5: 効果測定の不実施

  • 事業計画書のKPIを測定していない

確定検査で減額された場合の対処

  • 不服申立てが可能な制度もある
  • 減額理由が明確な場合は確定
  • 次回申請に活かす
  • 機会費用を許容する

確定検査をスムーズに通すコツ

コツ1: 採択直後から証憑整理

事業実施中から領収書・通帳コピーを毎週整理。

コツ2: 商工会議所・税理士の継続サポート

実績報告書段階でも継続的に相談。

コツ3: テンプレートの活用

事務局公表の記載例を参考に。

コツ4: 効果測定を継続実施

売上推移・KPI を継続記録。

コツ5: 計画変更承認の早期申請

軽微な変更でも事前報告で安全に。

注意事項

  • 5年間の書類保管義務
  • 税務調査・確定検査再対応の可能性
  • 採択額と確定額が異なる場合あり(減額もあり)

→ 詳細は 補助金の実績報告書はどれくらい大変?

最終確認日: 2026年4月

用語の理解は、補助金活用の第一歩

あなたの状況で「申請すべきか」を3分で判定します。

無料診断を試す