補助金詐欺の危険サイン10チェックリスト|悪質コンサルを見抜く

補助金詐欺・悪質コンサルの危険サイン10項目を完全チェックリスト化。「採択保証」「着手金30万円超」「契約書なし」等の典型パターンを自己診断できる。

補助金・助成金リアリティ編集部 2026年4月26日公開 最終確認 2026/4/26
この記事の結論

補助金詐欺・悪質コンサルの **危険サイン10項目**: ①採択保証を強調、②着手金30万円超の先払い、③契約書なしの口頭契約、④法人登記情報不明、⑤過去実績の説明曖昧、⑥報酬が補助額の30%超、⑦虚偽申請の指南、⑧反社会勢力との繋がり、⑨連絡先が携帯のみ、⑩実体のない事業への投資勧誘。3つ以上該当する業者は要警戒。

結論

補助金詐欺・悪質コンサルの 危険サイン10項目 をチェックリスト化しました(2026年4月時点)。

業者選定時にこのリストで確認し、3つ以上該当する業者は要警戒です。

→ 詳細解説は 補助金詐欺・悪質コンサルの見分け方

1. 危険サイン10項目チェックリスト

サイン1: 「採択保証」を強調

  • [ ] 「ウチに頼めば100%採択されます」と言う
  • [ ] 「採択を保証します」と言う
  • [ ] 採択保証の根拠が不明確

解説

採択は審査結果。事前保証は制度上ありえません

サイン2: 着手金30万円超の先払い

  • [ ] 着手金が30万円を超える
  • [ ] 「成功報酬制ですが、着手金だけ先に」と言われる
  • [ ] 着手金返金条件が契約書に明記されない

解説

正規業者は着手金5〜20万円程度が相場。過大な着手金は詐欺の典型サイン

サイン3: 契約書なしの口頭契約

  • [ ] 着手金請求まで契約書が出ない
  • [ ] 契約書を求めると渋る
  • [ ] 「ウチは契約書なしでやってます」と言う

解説

契約書なしの金銭授受は絶対にしない。契約書原本を必ず入手。

サイン4: 法人登記情報が確認できない

  • [ ] 法人登記が確認できない(国税庁法人番号公表サイトで検索)
  • [ ] 登記された法人名と契約書記載が異なる
  • [ ] 法人実態(事業所・固定電話・固定スタッフ)が確認できない

解説

法人登記、固定電話、固定オフィスがない業者は 要警戒

サイン5: 過去実績の説明が曖昧

  • [ ] 「数百件の採択実績」と言うが具体的な事業者名・採択時期を出せない
  • [ ] 過去採択事例の 第三者検証ができない
  • [ ] 採択結果一覧で名前が確認できない

解説

具体的な実績を提示できない業者は信頼性低。

サイン6: 報酬が補助額の30%超

  • [ ] 着手金 + 成功報酬の合計が補助額の30%を超える
  • [ ] 月顧問契約 + 成功報酬の合計が高額
  • [ ] 「業界相場の30〜50%が普通」と説明する

解説

正規業者の報酬は 補助額の10〜20%。30%超は事業者が損をする。

サイン7: 虚偽申請の指南

  • [ ] 「架空の発注書を作って経費を水増ししましょう」
  • [ ] 「使っていない経費でも領収書があれば大丈夫」
  • [ ] 「実態のない取引先で見積を作成」

解説

補助金等適正化法違反 = 詐欺罪。事業者自身も加担で起訴される可能性。

サイン8: 反社会勢力との繋がり

  • [ ] 威圧的な態度
  • [ ] 契約解除を申し出ても解除に応じない
  • [ ] 報酬未払いで自宅に押しかけてくる
  • [ ] 名刺・契約書が暴力団排除条例に違反する内容

解説

反社会勢力との繋がりを匂わせる業者は即座に取引中止。警察相談を。

サイン9: 連絡先が携帯のみ・所在地不明

  • [ ] 固定電話なし
  • [ ] オフィス所在地が確認できない
  • [ ] メールアドレスがフリーメール
  • [ ] 法人HPがない

解説

正規業者は 固定電話・固定オフィス・法人HPを持つ。

サイン10: 実体のない事業への投資勧誘

  • [ ] 「補助金で機材を買えば、ウチが買い取って利益が出ます」
  • [ ] 「補助金で投資 → 転売益で稼げる」
  • [ ] 補助金事業以外の投資勧誘も同時にされる

解説

補助金で買った設備の 補助対象期間内の転売は違法

2. 安全な業者の見分け方

良い業者の特徴

  • 法人登記が確認できる(国税庁法人番号公表サイト)
  • 固定電話・固定オフィス・法人HPあり
  • 行政書士登録(行政書士の場合)
  • 認定経営革新等支援機関(中小企業庁認定)
  • 着手金が10〜20万円程度
  • 成功報酬が補助額の10〜20%
  • 契約書が明確(解除条項・返金条件含む)
  • 過去実績を具体的に説明できる
  • 「採択保証」を口にしない
  • 商工会議所での評判が良い

3. 業者選定の安全プロセス

ステップ1: 事前調査

  • 法人登記確認
  • 行政書士登録確認(行政書士の場合)
  • 認定支援機関確認(中小企業庁検索
  • 過去実績の検証
  • Googleマップ等のクチコミ確認

ステップ2: 初回面談

  • 「採択保証を口にするか」を確認
  • 過去実績の具体性を確認
  • 契約条件の透明性を確認
  • 担当者の専門性を確認

ステップ3: 契約前確認

  • 契約書原本の入手
  • 着手金・成功報酬の妥当性
  • 解除条項・返金条件
  • 業務範囲の明確化

ステップ4: 契約後管理

  • 進捗の定期報告
  • 計画書の事業者本人による確認
  • 提出書類の事業者本人による確認

4. 詐欺被害に遭った場合の相談先

国民生活センター・消費生活センター

消費者ホットライン 188 → 最寄りの消費生活センター。

警察(詐欺罪の場合)

最寄りの警察署生活安全課に被害届を相談。

弁護士

法テラス無料相談から検討。

補助金事務局

虚偽申請を指南された場合は事務局に通報。

→ 詳細は 補助金詐欺・悪質コンサルの見分け方

5. よくある質問

Q. 行政書士の代行は安全?

A. 行政書士登録があれば一定の信頼性。過去実績・契約条件で判断。

Q. 認定支援機関なら絶対安全?

A. 中小企業庁認定の客観的事実があるが、認定 = 質保証ではない。過去実績・契約条件で総合判断。

Q. ネット広告で見つけた業者は信頼できる?

A. 広告掲載は信頼性の根拠にならない。法人登記・実績・契約条件で判断。

Q. 「成功報酬のみ」だから安全?

A. 完全成功報酬型は業者リスクが高いため報酬率が高い(20〜30%)。過大な報酬率に注意。

6. 情報源


最終確認日: 2026年4月26日 / 編集: 補助金・助成金リアリティ編集部

この記事を書いた人

補助金・助成金リアリティ編集部

中小企業庁・厚生労働省・各都道府県の公式公表内容を一次情報源に、補助金・助成金の「申請すべきか/見送るべきか」を中立的に伝えるための編集チーム。 採択保証表現や申請代行業者の宣伝は行わず、採択率・準備負担・立替期間・実績報告の負荷といった現実的な観点から判断材料を提供することを編集方針としています。

この記事の情報が古い・誤りがあると感じたら

補助金は公募ラウンドごとに要件・補助率・締切が変動します。「最終確認日 2026/4/26」以降に変更があった場合、 お問い合わせフォームよりご指摘いただけますと、24時間以内に確認のうえ更新いたします。

訂正・更新提案を送る

あなたの状況で本当に申請すべき?

3分の入力で10制度を一括判定。「申請推奨」から「見送り推奨」まで5段階で評価します。

無料で診断する