補助金 公募終了 国の制度

事業承継・M&A補助金

事業承継・M&A補助金は事業承継促進枠(最大800万〜1,000万円)・専門家活用枠(600万円)・PMI推進枠・廃業再チャレンジ枠。認定支援機関は枠により必要、M&A仲介費用も対象、採択率40〜60%の現実を解説。

中小企業庁 最終確認 2026年7月27日
補助上限
最大 1,000 万円
補助率
50〜67%
採択率(目安)
40〜60%
立替期間
約6ヶ月

申請要件

GビズIDプライム
必須

取得に2〜3週間。詳細

交付決定前の発注
不可

採択後の発注が原則。違反すると対象外。

見積書
必須(複数推奨)
認定経営革新等支援機関
必須

申請の難易度

4/5

事業計画書が数十ページ規模になることが多く、外部の専門家(認定経営革新等支援機関・商工会議所等)の活用を強く推奨します。専門家報酬や、申請から採択までの長期的なリソース確保が必要です。

制度の概要

事業承継・M&A補助金とは、中小企業庁が所管する、事業承継・引継ぎ(親族内承継・従業員承継・第三者承継/M&A)を契機とする設備投資・専門家活用・PMI(買収後統合)・廃業の費用を支援する補助金です。目的に応じて4つの枠から選びます(令和7年度 第15次公募)。

4つの枠と補助上限

補助率 補助上限 主な用途
事業承継促進枠 1/2〜2/3 800万円(賃上げ達成で1,000万円) 承継5年以内の設備投資・販路開拓
専門家活用枠 1/2〜2/3 600万円(DD実施で最大800万円) M&Aの仲介・FA・DD費用
PMI推進枠 1/2〜2/3 PMI専門家活用150万円/事業統合投資800万円(賃上げで1,000万円) 買収後の統合(PMI)・統合投資
廃業・再チャレンジ枠 2/3 300万円(他枠と併用可) 廃業費・再チャレンジ準備

※ 専門家活用枠には、成長志向企業向けの「買い手支援類型 100億企業特例(上限2,000万円)」や「小規模売り手支援類型(上限450万円)」もあります。

各枠のポイント

事業承継促進枠

承継後5年以内の中小企業が、新たな取り組み(設備投資・販路開拓・新商品開発等)を行う場合。下限100万円、賃上げ要件(一人当たり給与支給総額 +3%)達成で上限が1,000万円に。

専門家活用枠(買い手支援類型/売り手支援類型)

M&Aの仲介会社・FA費用、デューデリジェンス(DD)費用、表明保証保険料等。下限50万円。FA・仲介費用はM&A支援機関登録制度の登録業者によるもののみ補助対象。売り手は営業利益率の低下・赤字等の場合に補助率2/3。

PMI推進枠

M&A後の統合作業(PMI)を支援。専門家への委託等のPMI専門家活用類型(上限150万円)と、統合に伴う設備投資等の事業統合投資類型(上限800万円・賃上げで1,000万円)があります。

廃業・再チャレンジ枠

廃業に伴う在庫処分費・原状回復費・解雇予告手当等を支援(上限300万円)。他の枠との併用が可能です。

対象になる承継パターン

  • 親族内承継: 代表者の親族(子、配偶者、兄弟姉妹)が事業を引き継ぐ
  • 従業員承継(MBO等): 役員・従業員が経営権を取得
  • 第三者承継(M&A): 親族・従業員以外の第三者が事業を取得

申請の要件

  • 中小企業・小規模事業者
  • GビズIDプライムの取得(必須)
  • 認定経営革新等支援機関の関与は枠による(事業承継促進枠・廃業再チャレンジ枠は確認書が必須/専門家活用枠・PMI推進枠は不要)
  • 専門家活用枠のFA・仲介費用は M&A支援機関登録制度の登録業者であること
  • 交付決定に契約・発注・支払いを行うこと(事前着手は対象外)
  • 第15次公募の申請受付は2026年6月19日〜7月24日17:00

採択率と難易度

採択率(%)の公式公表はありません(採択結果のみ公表)。事業計画に加え、枠に応じた認定支援機関の確認書やM&A支援機関の登録確認など、要件の充足が採択の前提です。

注意点

  • 承継直後は事業実績が乏しく、事業承継促進枠では計画の説得力が弱くなりがち
  • 専門家活用枠はM&A実施が前提(検討段階のみは対象外)
  • 廃業・再チャレンジ枠は会計士・弁護士等のサポートが現実的

M&A仲介会社費用は補助される?

はい。専門家活用枠で、登録されたM&A仲介会社・FAの着手金・中間金・成功報酬が補助対象になります(上限あり・契約が補助対象期間内であること)。

申請の流れ

  1. 事業計画書を作成(事業承継促進枠・廃業再チャレンジ枠は認定経営革新等支援機関の確認書を取得)
  2. jGrantsで申請(GビズIDプライム)
  3. 採択発表 → 交付決定通知
  4. 事業実施・経費支払い(交付決定後に発注)
  5. 実績報告 → 確定検査 → 振込(6〜10ヶ月)

最終確認日: 2026年6月

→ 詳細は 事業承継・M&A補助金 申請判定ガイド

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申請前の重要な注意

本制度は 交付決定通知の受領後に発注・契約・支払い が原則です。 これに違反すると、採択後でも対象外になります。 公募締切から交付決定まで2〜4ヶ月かかるため、急ぎの案件には不向きです。

採択保証はありません
当サイトの情報は参考目安です。最新の公募要領・採択率・補助上限は公式サイトで必ず確認してください。
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