GビズIDプライム

ジービズアイディープライム
最終確認 2026/9/15
ひとこと定義

GビズIDプライムとは、デジタル庁が提供する行政サービス共通の認証アカウント「GビズID」のうち、法人代表者または個人事業主が取得する区分で、すべての行政サービスで利用でき、多くの国の補助金で申請に必要となる無料のアカウントである。

GビズIDプライムとは

GビズIDプライムとは、デジタル庁が提供する行政サービス共通の認証アカウント「GビズID」のうち、法人代表者または個人事業主が取得する区分です。GビズIDの公式FAQは、プライムは全ての行政サービスで利用でき、メンバーとエントリーは行政サービスごとに利用できるかどうかが違うとしています。利用料金は無料です(公式FAQは、将来にわたって無料であることは保証しないとしています)。

国の補助金の多くは、申請に「GビズIDプライム」を求めています。ただし、申請を受け付けるシステムは制度ごとに違いますJグランツで申請する制度もあれば、事務局が用意した電子申請システムで申請する制度もあります。

補助金ごとの要件と申請システム

公募要領の原文で確認した内容です。

補助金(公募回) 公募要領にあるGビズIDの要件 申請に使うシステム
新事業進出・ものづくり補助金(第1回) プライムが必要 事務局の電子申請システム(代理申請のための委任機能はない)
デジタル化・AI導入補助金(2026 通常枠) プライムを取得していることが申請要件 事務局の申請マイページ
事業承継・M&A補助金(16次) プライムが必要 Jグランツ
省力化投資補助金(一般型) プライムが必要 申請ポータル(申請マイページ)
東京都創業助成金(令和8年度第2回) Jグランツの利用にプライムが必要 Jグランツ
小規模事業者持続化補助金(第20回) 冒頭の注意事項は「プライム」、申請手続きの節は「プライムもしくはメンバー」 事務局の電子申請システム(郵送不可)

小規模事業者持続化補助金の第20回公募要領は、GビズIDの区分について冒頭と申請手続きの節で書き方が違います。GビズIDメンバーで申請するつもりなら、公募要領の最新版と事務局の案内で確認してください。プライムはどちらの記述でも認められています。

取得にかかる期間について、公募要領は「1週間程度」(新事業進出・ものづくり補助金)、「数週間程度」(持続化補助金)、「1週間から2週間程度、混雑時は3週間程度」(事業承継・M&A補助金)と、余裕を見た書き方をしています。申請する月の1か月前には取得を済ませておくのが安全です。

取得方法は2つ

① オンライン申請(マイナンバーカードとGビズIDアプリ): 最短即日

  • 必要なもの: 署名用電子証明書が搭載されたマイナンバーカード、GビズIDアプリを入れたスマートフォン(マイナンバーカードの読み取りに対応した機種)
  • マイナンバーカードの読み取りでは、署名用電子証明書暗証番号と券面事項入力補助用暗証番号を入力します
  • 所要期間: 公式FAQでは「最短で即日発行」(目安は即日〜数日)。2026年7月9日から、法人代表者のオンライン審査は作成・更新とも24時間365日行われるようになりました
  • 使えない場合: 署名用電子証明書が搭載されていない、または署名用電子証明書の有効期限(5年)が切れているマイナンバーカード

② 書類郵送申請: 最大1か月

  • 印鑑証明書または印鑑登録証明書は、原本(発行日から3か月以内)が必要です。コピーは使えません
  • 所要期間: 書類がGビズID運用センターに届き、不備がなければ「最大1か月以内」に作成されます
  • 2026年7月9日から、書類郵送申請の審査期間が最大2週間から最大1か月に変わりました。不備があっても書類は返送されません

書類郵送申請しか使えない場合は、申請の締切の1か月以上前に手続きを始めてください。

2026年7月9日から有効期限ができた

GビズIDプライムとGビズIDメンバーには、2026年7月9日から有効期限があります(エントリーは対象外)。

発行・更新の時期 有効期間
導入日(2026年7月9日)より前に発行 導入日から2年3か月(公式ページでは2028年10月ごろまで)
導入日以降に発行 発行日から2年3か月
更新した後 更新完了の通知が届いた日から2年3か月
  • 期限が切れると、行政サービスへのログイン、GビズIDメンバーの作成、委任・受任申請などができなくなります。プライムの期限が切れると、そのプライムに紐づくメンバーも同じ制限を受けます
  • 期限の3か月前・1か月前・2週間前と、期限が過ぎた後にメールで通知されます
  • 更新はGビズIDマイページからいつでもできます。本人確認を含むため、最大1か月ほどかかることがあります。プライムの更新は、原則としてマイナンバーカードによるオンライン申請で行います
  • 期限が切れた後も、マイページから更新できます

以前に取得したアカウントも対象です。GビズIDのトップページには「有効期限、年度更新の必要はありません(令和3年8月現在)」という古い記述が残っていますが、現在の扱いは「アカウントの有効期限」のページのとおりです。

区分(プライム・メンバー・エントリー)の違い

区分 誰が使うか 有効期限 行政サービスでの利用
プライム 法人代表者・個人事業主 2年3か月 全ての行政サービスで利用できる
メンバー 組織の従業員など(プライムまたは管理者権限のあるメンバーが作成) 2年3か月 行政サービスごとに違う
エントリー 簡易な区分(スマートフォンがなくても作成できる) なし 行政サービスごとに違う(ログインできるサービスは限られる)

補助金の申請を予定しているなら、プライムを取得してください。

申請の前に確認すること

  1. ログインできるか、有効期限が切れていないか(GビズIDマイページで確認)
  2. 登録情報が最新か。持続化補助金の第20回公募要領は、登録情報が古いまま申請・採択された場合、情報を最新にしないと補助金の額の確定を受けられないとしています
  3. IDとパスワードを第三者に教えていないか。持続化補助金と新事業進出・ものづくり補助金の公募要領は、支援者などの第三者への開示はGビズIDの利用規約に反すると明記しています
  4. 申請する制度の公募要領で、必要な区分と申請システムを確認したか

よくある勘違い

  • 「郵送でしか取れない」→ マイナンバーカードとGビズIDアプリのオンライン申請なら最短即日です
  • 「書類を出せばすぐ使える」→ 書類郵送申請は最大1か月かかります
  • 「個人事業主は取れない」→ プライムは法人代表者または個人事業主が取得する区分です
  • 「一度取れば永久に使える」→ 2026年7月9日から2年3か月の有効期限があり、以前に取得したアカウントも対象です
  • 「補助金の申請はどれもJグランツ」→ 事務局の申請システムを使う制度もあります

関連する準備

デジタル化・AI導入補助金 では、GビズIDプライムの取得に加えて SECURITY ACTION の宣言も申請要件です。

公式情報

最終確認日: 2026年9月15日

次に確認すること

  • 用語の扱いは制度ごとに違います。制度一覧から、申請する制度の補助率・上限・公募状況を確認してください。
  • 最終的な条件はその回の公募要領が決めます。当サイトの記載と食い違うときは公募要領が優先です。
  • まだどの制度を使うか決まっていない場合は、3分の無料診断で11制度を一括評価できます。

説明に誤りや古い箇所があればお問い合わせフォームからお知らせください。

3分で無料診断する 登録不要