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中小企業新事業進出補助金

中小企業新事業進出補助金は新分野展開・業態転換に最大9,000万円(下限750万円)。旧・事業再構築補助金の後継。事業計画は自社作成(認定支援機関は任意)、採択率約35〜40%、立替え数千万〜億円の現実を解説。

中小企業庁 最終確認 2026年7月27日
補助上限
最大 9,000 万円
補助率
50〜67%
採択率(目安)
35〜40%
立替期間
約8ヶ月

申請要件

GビズIDプライム
必須

取得に2〜3週間。詳細

交付決定前の発注
不可

採択後の発注が原則。違反すると対象外。

見積書
不要
認定経営革新等支援機関
推奨

申請の難易度

5/5

事業計画書が数十ページ規模になることが多く、外部の専門家(認定経営革新等支援機関・商工会議所等)の活用を強く推奨します。専門家報酬や、申請から採択までの長期的なリソース確保が必要です。

制度の概要

中小企業新事業進出補助金とは、中小企業庁が所管する、新市場・高付加価値事業への進出(新事業進出)に取り組む中小企業を支援する大型補助金です(正式名称「中小企業新事業進出促進補助金」、旧・事業再構築補助金の後継的な位置づけ)。従業員規模により最大9,000万円(大幅賃上げ特例適用時)まで補助されます。

注意: 上限を「1億円超」と紹介する情報は、前身の事業再構築補助金の値です。本制度(新事業進出補助金)の上限は最大9,000万円です。

「新事業進出」の3要件

次の3つをすべて満たす必要があります(既存事業の単なる延長・商圏拡大・メニュー追加は対象外)。

  1. 製品等の新規性: 申請者にとって新規の製品・サービス(過去に製造・提供した実績がない)
  2. 市場の新規性: 既存事業とは異なる顧客層・ニーズを対象とする市場
  3. 新事業売上高要件: 計画最終年度に、新事業の売上高が総売上高の10%(又は総付加価値額の15%)以上

主な対象経費

機械装置・システム構築費、建物費(一部)、技術導入費、専門家経費、クラウドサービス利用費、外注費、知財関連費、広告宣伝費 など。

補助率と上限

  • 補助率: 1/2(地域別最低賃金引上げ特例の適用で 2/3
  • 補助下限: 750万円(全規模共通)
  • 補助上限: 従業員規模別(カッコ内は大幅賃上げ特例適用時)
従業員数 補助上限(通常) 補助上限(大幅賃上げ特例)
20人以下 2,500万円 3,000万円
21〜50人 4,000万円 5,000万円
51〜100人 5,500万円 7,000万円
101人以上 7,000万円 9,000万円

申請の要件

  • 中小企業・小規模事業者(従業員0名・創業1年未満・みなし大企業 等は対象外)
  • GビズIDプライムの取得(必須)
  • 付加価値額の年平均成長率 +4.0%以上、一人当たり給与支給総額の年平均成長率 +3.5%以上(必須)
  • 認定経営革新等支援機関の関与は任意(必須ではない)。事業計画は申請者自身が作成します。金融機関から借入を受ける場合のみ、当該金融機関の確認書が必要です。
  • 交付決定に契約・発注・支払いを行うこと(事前着手は対象外)

採択率と難易度

採択率は約35〜40%(第1回37.2%・第2回35.4%)で、補助金の中でも採択難度は高い部類です。事業計画書は数十ページ規模になることが多く、3要件・付加価値額・賃上げの整合した計画づくりが採択を左右します。

注意点

  • 既存事業の延長線上・単なる商圏拡大は新規性なしと判断され不採択
  • 事業実施期間が長く、立替え金額が数千万円規模に及ぶため、つなぎ融資の事前準備が必須
  • 振込まで8ヶ月以上かかる
  • 賃上げ・付加価値の目標が未達の場合、補助金の返還義務が生じることがある

公募状況(重要)

第4回の応募受付は2026年6月19日18:00で終了しました(採択発表は2026年9月末頃の予定)。第5回(次回)の公式日程は未掲載です。今後、ものづくり補助金と統合され「新事業進出・ものづくり補助金」へ移行する見通しと報じられています。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。

申請の流れ

  1. 「新事業進出指針」に沿って事業計画書を作成(数ヶ月)
  2. jGrants で応募申請
  3. 採択発表 → 交付申請 → 交付決定通知
  4. 事業実施(交付決定後に発注・契約)
  5. 実績報告 → 確定検査 → 振込

最終確認日: 2026年6月

→ 詳細は 新事業進出補助金 申請判定ガイド

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申請前の重要な注意

本制度は 交付決定通知の受領後に発注・契約・支払い が原則です。 これに違反すると、採択後でも対象外になります。 公募締切から交付決定まで2〜4ヶ月かかるため、急ぎの案件には不向きです。

採択保証はありません
当サイトの情報は参考目安です。最新の公募要領・採択率・補助上限は公式サイトで必ず確認してください。
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