中小企業省力化投資補助金
中小企業省力化投資補助金はカタログ注文型(最大1,000万円・賃上げで1,500万円)と一般型(最大1億円)の2類型。配膳ロボ・無人レジ等。採択率高めだが類型ごとの制約を解説。
申請要件
申請の難易度
一定の準備時間と書類整備が必要です。事前に[GビズIDプライム]や見積書取得など計画的な準備を推奨します。
制度の概要
中小企業省力化投資補助金とは、中小企業庁が所管する、人手不足に悩む中小企業の省力化投資(IoT・ロボット等の導入)を支援する補助金です。「カタログ注文型」と「一般型(オーダーメイド型)」の2類型があり、目的に応じて選びます。
| カタログ注文型 | 一般型(オーダーメイド型) | |
|---|---|---|
| 対象 | カタログ登録の汎用製品 | 個別現場に合わせたオーダーメイド設備・システム |
| 補助上限 | 最大1,000万円(賃上げで1,500万円) | 最大8,000万円(大幅賃上げ特例で1億円) |
| 補助率 | 1/2以下 | 中小1/2・小規模2/3(中小は最賃特例で2/3) |
| 受付 | 随時受付 | 公募回制(現在 第7回) |
| 難易度 | 低(書類シンプル) | 中〜高(事業計画が必要) |
カタログ注文型
事務局が登録したカタログ(配膳・清掃ロボット、自動チェックイン機、無人レジ、協働ロボット、AGV/AMR 等)から製品を選び、販売事業者と共同で申請します。効果実証済み製品のため革新性審査が省略され、書類も比較的シンプルです。
補助率: 1/2以下。補助上限は従業員数別(カッコ内は賃上げ要件達成時、2026年3月19日改定後)。
| 従業員数 | 補助上限(通常) | 補助上限(賃上げ達成時) |
|---|---|---|
| 5人以下 | 200万円 | 300万円 |
| 6〜20人 | 500万円 | 750万円 |
| 21人以上 | 1,000万円 | 1,500万円 |
労働生産性の年平均成長率 +3.0%以上の事業計画が必要です。
一般型(オーダーメイド型)
カタログにない、自社の現場に合わせたオーダーメイド設備・システムを導入する類型です。ハード・ソフトを自由に組み合わせられる反面、事業計画の策定が必要で、労働生産性 年平均成長率 +4.0%以上・一人当たり給与支給総額 +3.5%以上・事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上 等の要件があります。
補助率: 中小1/2(大幅賃上げ特例で2/3)、小規模・再生事業者は2/3。補助上限は従業員数別(カッコ内は大幅賃上げ特例適用時)。
| 従業員数 | 補助上限(通常) | 補助上限(大幅賃上げ特例) |
|---|---|---|
| 5人以下 | 750万円 | 1,000万円 |
| 6〜20人 | 1,500万円 | 2,000万円 |
| 21〜50人 | 3,000万円 | 4,000万円 |
| 51〜100人 | 5,000万円 | 6,500万円 |
| 101人以上 | 8,000万円 | 1億円 |
一般型 第7回: 申請受付 2026年7月1日10:00 〜 7月31日17:00(採択発表は11月中旬予定)。
申請の要件(共通)
- 人手不足の状態にある中小企業・小規模事業者等
- GビズIDプライムの取得(必須)
- 単価50万円以上の設備投資(実質的な投資の下限。金額としての補助下限は公募要領に明記なし)
- 交付決定後に発注・購入すること(交付決定前の購入は対象外)
採択率と難易度
採択率は高めで、一般型は約60〜70%(第1〜5回で61〜69%)、カタログ注文型も約70%程度とされます。カタログ注文型は書類がシンプルで初めてでも申請しやすい一方、一般型は事業計画の精度が問われます。
注意点
- カタログ注文型は中小企業単独では申請不可(販売事業者との共同申請)
- 設置環境(通路幅・段差等)が製品の要件を満たすこと
- 採択後の利用実績報告が必須
- 旧設備の処分費は対象外(自己負担)
申請の流れ(カタログ注文型)
- カタログから対象製品・販売事業者を選定
- 販売事業者と共同で jGrants から申請
- 交付決定 → 製品購入・設置・検収
- 実績報告 → 補助金振込
ものづくり補助金より短いスケジュールで、振込まで4〜7ヶ月程度。
最終確認日: 2026年6月
→ 詳細は 省力化投資補助金 申請判定ガイド
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